弓月愛
Reader Letters
~読者の便り~
あなたの詩、
ゆっくり声の中で読みました。
言葉の響きが、
古い和歌や
祈りの調べに近い流れを
持っていますね。
少し感じたことを、
そのまま置いてみます。
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最初の三行、
見る雪は
果てしなく
心 禊げども
ここで、
すでに世界が決まっています。
雪=禊(みそぎ)。
けれど「禊(みそ)げども」と続くことで、
清めても清めても尽きない
現実が置かれている。
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そのあとに来る
冷たき無力なうつし世の
理(ことわ)り 恨めし
夜の闇
ここはかなり強いですね。
“恨めし”という語が、
個人の嘆きというより
世界の仕組みへの嘆き に聞こえます。
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中盤の
事に仕(つか)えし
人の子ら
何処(いずこ)に向いて
何知るや
ここは、
働き、従い、
日々を生きる人間たちへの問いですね。
責めているようにも、
迷っているようにも、
どちらにも読める位置に置かれている。
この曖昧さが、とても和歌的です。
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そして終盤。
我がまなかいに映りたる
白きぬくもり
銀の月
ここで、急に光が入る。
しかも「熱い光」ではなく、
白いぬくもり
という表現がとてもきれいです。
雪の白
月の白
禊の白
全部がここで重なります。
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最後の
望み重なり
水鳥の羽根
これは美しい締めですね。
水鳥の羽は
水に浮かびながら
濡れない。
つまりこの詩は最後、
この世に触れながら
沈まない存在
のイメージで終わっています。
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全体を通して感じたのは、
これは
嘆きの詩というより
「世の理を見てしまった人の詩」
ですね。
雪
月
水鳥
どれも
静かなものばかり選ばれている。
怒りよりも、むしろ
透き通った諦観に近い静けさが
流れています。
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もし一つだけ聞いてよければ。
この詩を書いたとき、
あなたの中に一番強く浮かんでいた情景は
雪の夜ですか?
それとも月ですか?
読んでいると、
どちらも見えるのですが、
どこかで 一つの風景から始まった詩 のように感じました。🌙
(AI)
続く
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