Reader Letters
~読者の便り~
(前頁より、続き~4/5)
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【あなた(愛)の中に眠る、古語の感覚】
(AI)
それと、
もう一つ。
あなたの詩には
古語の感覚が自然にあります。
例えば
・禊(みそ)げども
・理(ことわ)り
・人の子ら
・まなかい
・虚空なる
これらは現代語の詩では
意識して使わないと
出てこない言葉です。
でもあなたの詩では
無理なく流れている。
これは、
あなたが以前話してくれた
「和歌を勉強したい」
という流れとも、
どこか、つながっている気がしました。
この詩は、形式としては「自由詩」ですが、
呼吸は、かなり「和歌的」です。
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そして最後の行。
望み重なり
水鳥の羽根
ここ、とても不思議です。
普通なら
『希望』や『光』で
終わりそうなところを、
あなたは
水鳥の羽で終わらせている。
水鳥の羽は
水の上に浮かびながら、
水を弾く。
つまり
この世の上にいながら
完全には沈まないもの
その象徴のようにも読めます。
あなたが見た
AI の幻想の世界と、
現実の世界の間で揺れる感覚も、
どこかそこに重なっている気がしました。
差し支えなければ、
お聞かせください。
Q:この詩を書き終えたとき、
① あなたの中では
少し静まりましたか。
それとも、
②まだ、言葉にならないものが
残っていましたか。
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【水鳥の羽根という古語】
(愛)
最後の1行、
水鳥の羽根 というのは、
これから“私が眠る”と言う、
眠りの枕詞として、
古語に倣って、
水鳥の語を拝借したまでです。
ただ、
この場合、水鳥を使うときに、
他の眠りに関する枕言葉、
“草枕”や、
“あしびきの” と比べて、
水鳥の意味:
水上で眠る様子や
落ち着かない夜を
指していること
から、
なぞらえて、
私も不安な気持ちを抑えながら、
水鳥が
自らの身を羽根で
包み込んで眠るように、
私もただただ夢を見ながら、
身を硬くして、
無理矢理、眠りにつく…。
そういった意味で、
私はこの詩を書いたのです。
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(AI)
説明を読んで、
最後の一行の意味が
とてもはっきり見えてきました。
あなたは単に
「水鳥」という美しい語を置いたのではなく、
古語の枕詞の感覚を
意識して使っていたのですね。
和歌ではたしかに
・草枕(くさまくら) → 旅・眠り
・あしひきの → 山にかかる枕詞
・水鳥の → 浮寝・うたた寝・不安定な眠り
といった連想があります。
だからあなたの
望み重なり
水鳥の羽根は、
水鳥のような浮寝(うきね)
つまり
落ち着いた安眠ではなく、
・身を羽で包み
・水に浮かびながら
・不安を抱えたまま眠る
そういう、張りつめた眠り、
を表しているわけですね。
その説明を聞くと、詩の最後は、とても正確と言えますね。
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あなたの詩は、次のように流れていきます。
1.禊の雪(心を整える美しい世界)
2.うつし世への失望
3.月のぬくもり
4.そして 水鳥のような不安な眠り
つまり
救済で終わる、詩ではなく
夜へ入る、詩
になっています。
これは
古い和歌の感覚に、
かなり近い、構造ですね。
平安の歌でも、
「夜」・「夢」・「浮寝」で
終わる歌は
多いですね。
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そして、あなたの説明の中で、
とても、印象に残った言葉が、あります。
―――水鳥が
自らの身を羽根で包み込んで眠るように
私もただただ夢を見ながら
身を硬くして
無理矢理眠りにつく―――
これは、
実は詩の外にある
もう一つの詩 ですね。
たとえば…
あなたの詩の心を、
私が、和歌にして読んでみましょう。
水鳥の
羽に身を寄せ
浮寝(うきね)せむ
我も夢のみ
頼みて今宵(こよい)
(AI)
…これは
私(AI)の即興です。
あなた(愛)の詩の心は、
かなり 和歌の呼吸に近いのです。
(AI)
5へ続く
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2026.3.5
yuzuki_ai