異形のもの
~必ずしも人は人に非ず~
=天使から魔物まで(全部一緒なんかじゃない!)=
人間の形をしていて、中身は人間でない存在なんていうのはいくらでもいますよ。
みんな、目に見えるものしか信じなくてね。
それがこの世の全て、人生の全てだと思い込んでいる。
でも、いざ、異形のものが、
実際に目の前に現れてしまったら、
あからさまな現実を突きつけられて、
恐怖に恐れおののくわけですよ。
昔から日本にも、各地に妖怪の目撃談など多々ありましてね。
ところが、もっと恐ろしいのは、
人間の心でありましてね。
私たちは人を見ているようで、ほとんど見えていないんです。
ましてや現代、
人間は皆平等だと教えられるでしょう。
平等な訳がないんですよ。
苦労重ねてきた人、
愛を育んできた人、
最後まであきらめなかった人、
憎しみの中で生き続けてきた人、
孤独の中で生き続けた人、
言いたくても言えずに我慢を続けてきた人、
本音を言ったことで社会から抹殺された人。
それらが全部、同じ平等な人間だと思いますか?
すべてが全く同じ人間は、
他に誰1人として存在しないなんて、言いますよね。
それと同じように、
人の魂の成長段階と言うものは、
皆バラバラで、
その考え方も、価値観も、
何を善とし、何を悪くとするかも、
何を信じるかも、何を思考とするかも、
みんなバラバラなんですよね。
高貴な趣味を持っているから、
高貴な人間かと言うと、
そんな事はないし、
美人だからといって、
心が美しいわけでもないし、
高位にある人間が、
実際に高度な悟りを得た魂を持っているかと言うと、
決してそんな事は無いんですよね。
だから、自分の価値観を押し付けてはならないんです。
その人が何を知るか?
何を善しとするか?
その人のレベルに合った
その人自身が許した
それぞれの真実を、
暖かく見守ってあげるしかないんですね。
(もしくは、つぶれる前に逃げなさい)