アシタカの「呪い」とは何だったのか?
作中でアシタカは、タタリ神の怒りを受けて呪われます。
でも、あの呪いは「ただ襲われたから付いた」のではありません。
彼は――
逃げなかった。
距離を取らなかった。
真正面から引き受けた。
つまり、
災厄に巻き込まれたのではなく、
災厄を“自分の役割として受け入れてしまった”
ここが象徴的です。
「受け入れる」と責任が発生する、という構造
人間関係でも同じことが起こります。
困っている人を見る
↓
助けたいと思う(これは自然)
↓
相手の問題の中に入る
↓
その問題の維持コストを、自分が背負い始める
ここで何が起きているかというと、
共感ではなく
契約が成立してしまっているのです。
しかも無言の契約です。